がん免役療法 がんワクチン治療・樹状細胞ワクチン療法なら

免疫療法・がん治療に関するニュース

2015年3月7日米国で、肺がんの治療薬として免疫チェックポイント阻害剤が承認

~ 治療歴を有する転移性肺扁平上皮がんに対するがん免疫薬 ~

 

2015年3月4日、米国のBMS(ブリストル・マイヤーズスクイブ)社は、転移性肺扁平上皮がんの治療を目的とした、抗Programmed death(PD)-1抗体(一般名:Nivolumab ニボルマブ 商品名:Opdivo オプシーボ)が、米食品医薬品局(FDA)の承認を取得したと発表した。

Niolumabは、PD-1に対するヒト化モノクローナル抗体で、T細胞上のPD-1と、そのリガンドであるPD-L1、PD-L2の相互作用を阻害することにより、PD-1のシグナル伝達経路を遮断して、抗腫瘍免疫を活性化させる。

今回の適応は転移性肺扁平上皮がんで、プラチナ製剤による化学療法での治療中または治療後に、がんが進行した患者に限定して用いられる。

肺がんは全世界で毎年150万人以上が死亡するとされる患者数の多いがん種の1つ。当治療薬は、第Ⅲ相臨床試験(安全性と有効性を確認する最終段階)の中間解析において、化学療法に対して死亡リスクを約4割も低減する結果となり、FDAの承認を取得した。

当治療薬は小野薬品工業と共同開発しており、日本では2014年9月に根治切除不能な悪性黒色腫(メラノーマ)の治療薬としても承認されている。

現在、国内において腎細胞がん・非小細胞肺がん・頭頸部がん・胃がん・食道がん等に対する臨床試験(治験)が実施されており、今後の結果により承認申請が検討される見込みだ。

<参考>

ブリストル・マイヤーズスクイブ社 ニュースリリース

http://www.bms.co.jp/press/20150305.html

お問い合わせ・資料請求/医療相談ご予約