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2015年2月28日京大がiPS細胞から軟骨組織の作製に成功

~ ヒトiPS細胞からガラス軟骨の作製 ~

京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)は、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った軟骨組織をラットやミニブタに移植し、その安全性と品質について確認したことを発表した。

当研究成果は、日本時間の2月27日に、米国の科学誌「Stem Cell Reports(ステムセル・リポーツ)」の電子版に公開された。そこでは、1)ヒトiPS細胞からガラス軟骨誘導法の検討、2)マウスへ移植し、その品質と安全性の確認、3)関節軟骨を損傷させたラットへ移植し、軟骨組織塊の生着と生体内軟骨との融合能の確認、4)ヒトへの移植治療法開発を念頭におき、関節軟骨を損傷させたミニブタ(体重30キロ程度)へ移植し、軟骨組織塊の生着と生体内軟骨との融合能などについて報告している。

腕や足の関節にある軟骨は、加齢ですり減ったり、事故や繰り返し激しく動かす野球やサッカーなどのスポーツで損傷すると、日常生活に支障が出るケースが多い。従来の治療法は、正常な部分の自家軟骨を採取し、欠損した部分に移植するが、移植した軟骨の品質が変化してしまうことや、痛みが再発するなどの課題も多く、効果の高い治療法が求められている。

当研究により、関節軟骨を損傷した場合の治療に応用でき、高い治療効果も期待される。今後、安全性を十分に検証した上で、2019年を目処に臨床手術実施を目指す。

<ご参考>

京都大学iPS細胞研究所 CiRAニュース

https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/150227-105807.html

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