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2015年2月16日線虫による早期がん検査法の研究

~ 日立製作所と九州大学が実用化 ~

株式会社 日立製作所は、九州大学と共に初期のがんを発見する検査技術の実用化を目指すと発表した。当研究は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)に採択されており、初期のがんを発見できる装置の開発を、2018年を目処に進める。

当検査技術は、体長1ミリメートルの線虫(せんちゅう※1)が、がん患者の尿に寄りつく習性を応用し、約100匹の線虫の動きを精密に画像解析して判定する仕組みだ。現時点ではがんの種類の判別までには至っていないが、患者と健康な人を合わせて300人強で実施した検討では、9割以上の高い精度でがんの有無を確認することができた。

1回の検査費用は100円程度で、診断時間は1時間程度。画像解析には日立のビッグデータ分析技術を生かす。

現状のがん検診の費用は、10万円以上するケースもあり、当検査で初期段階から治療を行えば医療費の抑制にも繋がるため、実用化への期待が寄せられている。

【※1線虫】

線形動物とも呼ばれる触手や手足を持たない動物。無色透明の細長い糸状で、おもに土壌や海中に生息する。人間や別の動物に寄生することもあり、小腸に寄生する回虫もこの一種とされている。採取や繁殖が比較的容易で、生物学や分子生物学の研究等では実験動物として用いられている。

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