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2014年11月7日日本人の肝細胞がん患者を中心にゲノムを解読

~ 約70%の割合で認められる遺伝子異常を発見 ~

 11月2日、国立がん研究センター、東京大学、米国のベイラー医科大学は共同で、日米計約600人の肝細胞がん患者を対象にした過去最大規模の全遺伝情報(ゲノム)解析を行った結果を、米国科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。

 肝がんの中でも肝細胞がんは全体の9割を占め、中高年の患者が多く、日本人の患者では約7割がC型肝炎ウイルスに感染していると言われている。また、非肝炎ウイルス性肝細胞がんでは、肥満や糖尿病などが関与するケースが増加傾向にある。

 本研究は2008年に開始された国際プロジェクトの一環で、解析に登録された肝細胞がん患者約600人のうち、日本人の患者は約400人であった。

日本人の肝細胞がんには、B型・C型肝炎やアルコール性肝炎などの主要な要因以外に、未知の肝細胞がんの発がん要因の存在が明らかになり、肝細胞がんの原因遺伝子を新たに13個見つかった。

 今後、さらに食生活や生活習慣、遺伝的形質等の追跡調査を行えば、日本人に特徴的な要因を解明できる可能性があり、近年、日本でも漸増している非肝炎ウイルス性肝細胞がんの治療・予防への貢献についても期待が寄せられる。

 

<ご参考>

国立がん研究センター プレスリリース
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20141103.html

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