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2014年12月9日BNCTの実用化・拠点形成を推進

~ 大阪府が医療施設を早期に整備 ~

今まで、関西には治療としてホウ素中性子捕捉療法(BNCT※1)を実施できる施設が無かったが、このたび大阪府などは、BNCTの実用化推進と拠点形成に向けた方針案を固めたと発表した。

同方針案は、1.BNCTの研究機能強化と関西での医療施設の設置、2.専門知識を持つ人材育成、3.日本のBNCT全体の司令塔機能の整備、4.臨床研究や治療後の指針作成、などを掲げている。また、治療としてBNCTを実施できる医療施設には、相談窓口、研究拠点との連携、人材育成などが求められ、装置整備や稼働確認などに2~3年も要するため、早期に医療施設の整備に向けた行動が必要としている。

 現在、関西では京都大学原子炉実験所を中心に、大阪大学、大阪府立大学などで研究が進んでおり、2012年秋から治験が始まっている。また、関西イノベーション国際戦略総合特区の認定事業の一つにも挙げられており、財政支援と規制緩和のもと、薬事承認や先進医療の申請など経て、BNCTの実用化を目指している。

国内には福島県などにも研究拠点があり、2015年度には関西を含め4カ所でBNCTの治験や研究が進む予定。

 今後は、研究の進め方や医療としての展開の方向性を各機関で共有すると共に、人材育成のための基礎教育や実務訓練をする場、さらには患者受け入れ機能の充実に向けて詳細を取りまとめる方針だ。

【ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)】

現在は臨床研究段階である手法で、原子炉等から発生する中性子と、それに増感効果のあるホウ素との反応を利用して、正常細胞にあまり損傷を与えず、がん細胞のみを選択的に破壊する新しい治療法。

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