2014年3月5日ユネスコ女性科学賞:稲葉・京大教授らに
化粧品大手ロレアルグループ(本社・パリ)と国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、世界の優れた女性科学者を顕彰する「ロレアル―ユネスコ女性科学賞」に京都大教授 稲葉カヨ氏ら5人を選んだと発表した。同賞は1998年に創設され、日本人の受賞は5人目。
稲葉教授は、ウィルスなどから体を守る免疫細胞の一つ「樹状細胞」の役割を解明し、がんの細胞治療の進展に寄与したことが評価された。同教授は2007年から京都大女性研究者支援センター長を務めるなど、女子学生支援や女性研究者育成への貢献でも知られる。
【参照】2014/3/4 毎日新聞(28面)
ロレアル―ユネスコ女性科学賞:稲葉・京大教授ら5人に