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2014年8月26日米BMS社とCelgene社が、がんに対する臨床試験で提携

~ がんに対する免疫療法と化学療法の併用試験 ~

  米国のBMS(ブリストル・マイヤーズ スクイブ)社とCelgene(セルジーン)社は8月20日、BMS社の「オプジーボ」(ニボルマブ)と、Celgene社の「アブラキサン」(パクリタキセル注射剤)の併用療法について、臨床試験で提携すると発表した。

  オプジーボは近年注目を集めている免疫チェックポイントであるPD-1の阻害薬で、アブラキサンはパクリタキセルにヒト血清アルブミンを結合させナノ粒子化した抗がん剤である。これらの併用療法について、安全性、忍容性、初期の薬効を評価するための臨床試験を実施する。同臨床試験は2014年第4四半期の開始が見込まれており、HER2陰性転移性乳がん、すい臓がん、非小細胞肺がんなど、複数のがん種を対象としている。

  オプジーボは新しい免疫療法の1つであり、根治切除不能な悪性黒色腫(メラノーマ)を対象疾患として、2014年7月4日に日本でも承認されている。現在、複数のがん種類を対象に単剤療法、併用療法について、世界中で35以上の臨床試験が進められており、2013年には米食品医薬品局(FDA)が、非小細胞肺がん、メラノーマ、腎細胞がんを対象に、オプジーボを優先承認審査制度対象医薬品として指定している。

  がんに対する免疫療法と標準化学療法を併用することで、単剤に比べてより強力な抗腫瘍効果が得られる可能性があり、どのようにしてヒトの体の免疫システムと化学療法が力を合わせてがんと戦うのか解明される機会としても期待されている。

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