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2014年9月1日米Pfizer社とMerck社が、ALK陽性進行非小細胞肺がんに対する臨床試験の実施に合意

~ クリゾチニブと抗PD-1抗体の併用療法における臨床試験を実施 ~

 米Pfizer(ファイザー)社とMerck(メルク)社は、8月26日、新たながん治療法を探索するため、Pfizer社のクリゾチニブ(ザーコリ)とMerck社の抗PD-1抗体(pembrolizumab ペンブロリズマブ)の併用療法における臨床試験の実施に合意した。

 クリゾチニブは、未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)を阻害する化合物で、ALK融合タンパク質のチロシンキナーゼ活性を阻害することにより、腫瘍細胞の成長と生存に必要な細胞内シグナル伝達経路を遮断する。また、pembrolizumab(MK-3475)は、PD-1に対するヒト化モノクローナル抗体で、T細胞上のPD-1と、そのリガンドであるPD-L1、PD-L2の相互作用を阻害することにより、PD-1のシグナル伝達経路を遮断して、抗腫瘍免疫を活性化させる。ALK陽性進行非小細胞肺がん患者において、これらの併用療法を行うに当たり、安全性と忍容性を評価する臨床試験(フェーズ1b)を実施する。同臨床試験は2015年に開始される予定である。

 この他にも両社は、腎細胞がんに対して、pembrolizumabとアキシチニブ(インライタ)の併用療法による安全性と有効性の評価、さらにはpembrolizumabとヒト4-1BB受容体を標的とし抗腫瘍免疫を活性化させるPF-05082566(PF-2566)との併用療法についても、複数の癌腫で評価する予定と発表した。これらの臨床試験は、2014年後半に開始される予定である。

#忍容性;明白な有害作用(副作用)に被験者がどれだけ耐えうるかを示す程度のこと。

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